不動産売却や空き家、相続不動産について調べていると、普段あまり聞き慣れない言葉が多く出てきます。「仲介」「買取」「媒介契約」「残置物」「契約不適合責任」「相続登記」「空き家管理」など、言葉の意味が分からないまま話を進めてしまうと、判断を誤ってしまうこともあります。このページでは、空き家・相続・不動産売却でよく使われる言葉を、テーマごとに分けて解説しています。知りたい項目からご確認ください。目次1. 不動産売却に関する用語2. 空き家に関する用語3. 相続不動産に関する用語4. 契約・責任に関する用語5. 売却方法・選択肢に関する用語6. 相談前に知っておきたい考え方7. 分からない言葉があれば、売却前に整理しましょう1. 不動産売却に関する用語仲介不動産会社が売主と買主の間に入り、売買契約の成立をサポートする方法です。市場で買主を探すため、条件が合えば高く売れる可能性がありますが、売却までに時間がかかる場合もあります。買取不動産会社や買取業者が、直接不動産を買い取る方法です。仲介より価格は低くなる傾向がありますが、早く売却できる、近隣に知られにくい、残置物があっても相談しやすいなどのメリットがあります。査定不動産がいくらくらいで売れそうかを不動産会社が判断することです。査定額は「必ずその金額で売れる」という意味ではなく、販売価格を検討するための目安です。媒介契約不動産会社に売却活動を依頼するための契約です。主に「一般媒介」「専任媒介」「専属専任媒介」の3種類があります。一般媒介複数の不動産会社に売却を依頼できる媒介契約です。自由度は高いですが、各社の販売活動に差が出ることもあります。専任媒介1社の不動産会社に売却を依頼する契約です。売主自身が買主を見つけることは可能です。販売活動の報告義務があります。専属専任媒介1社の不動産会社に売却を依頼し、売主自身が買主を見つけた場合でも、その不動産会社を通して契約する必要がある媒介契約です。販売活動の管理はしやすくなりますが、自由度は低くなります。売出価格実際に市場へ出す販売価格のことです。査定額と同じとは限らず、売主の希望や市場状況、売却期限などを踏まえて決めます。成約価格実際に売買契約が成立した価格です。売出価格より下がることもあれば、条件によっては近い価格で決まることもあります。【関連記事】新潟市で不動産売却を相談するなら?後悔しない不動産会社の選び方2. 空き家に関する用語空き家人が住んでいない住宅のことです。相続、転居、施設入居、老朽化などをきっかけに空き家になるケースがあります。空き家管理空き家の換気、通水、草刈り、郵便物確認、外観確認などを行い、建物の劣化や近隣トラブルを防ぐための管理です。残置物建物内に残された家具、家電、衣類、生活用品などのことです。売却前に片づけるケースもありますが、物件や売却方法によっては残置物がある状態でも相談できる場合があります。家財整理家の中にある家具や荷物を整理・処分することです。相続した実家や長年空き家になっている住宅では、売却前の大きな課題になりやすい部分です。解体建物を取り壊すことです。更地にした方が売りやすい場合もありますが、解体費用や固定資産税、買主のニーズも踏まえて判断する必要があります。古家付き土地古い建物が残った状態で土地として売り出す方法です。買主が建物を解体して使う前提のこともあります。空き家活用空き家を売却せず、賃貸、民泊、シェアハウス、店舗、倉庫などに活用する考え方です。ただし、建物状態や立地、法規制、改修費用を確認する必要があります。借り上げ事業者などが所有者から空き家を借り、第三者へ貸したり活用したりする仕組みです。契約内容、修繕費、転貸先、原状回復、解約条件などの確認が重要です。原状回復契約終了時に、建物や部屋をどの状態に戻すのかという考え方です。借り上げや賃貸では、原状回復の範囲が曖昧だとトラブルになることがあります。【関連記事】新潟市で空き家を放置するとどうなる?売却相談が増える理由と対処法3. 相続不動産に関する用語相続亡くなった方の財産や権利義務を、相続人が引き継ぐことです。不動産も相続財産に含まれます。相続人亡くなった方の財産を引き継ぐ権利を持つ人のことです。配偶者、子、親、兄弟姉妹など、家族関係によって相続人が決まります。遺産分割協議相続人同士で、遺産をどのように分けるか話し合うことです。相続不動産を売却する場合、相続人全員の合意が必要になるケースがあります。相続登記相続によって取得した不動産の名義を、亡くなった方から相続人へ変更する登記です。売却するためには、原則として相続登記が必要になります。共有名義ひとつの不動産を複数人で所有している状態です。売却するには、共有者全員の同意が必要になることが多く、意見が分かれると手続きが進みにくくなります。遺言書亡くなった後の財産の分け方などを記した書面です。有効な遺言書がある場合、遺産分割の進め方に影響します。固定資産税土地や建物などの不動産を所有している人に課税される税金です。空き家であっても、所有している限り固定資産税がかかります。【関連記事】新潟市で相続した実家を売るには?相談先選びで失敗しないポイント4. 契約・責任に関する用語売買契約売主と買主が、不動産を売買することを正式に約束する契約です。価格、引渡し時期、手付金、契約不適合責任などを契約書に定めます。重要事項説明宅地建物取引士が、契約前に物件や取引条件について重要な内容を説明することです。買主が契約内容を理解するために行われます。契約不適合責任売買された不動産が、契約内容と合っていなかった場合に売主が負う可能性のある責任です。雨漏り、シロアリ被害、設備不良などが問題になることがあります。境界隣地との土地の境目のことです。境界が不明確な場合、売却前に確認や測量が必要になることがあります。越境建物、塀、樹木、配管などが隣地へはみ出している状態です。売却時に買主から確認を求められることがあります。測量土地の面積や境界を確認する作業です。古い土地や境界が曖昧な土地では、売却前に測量が必要になる場合があります。告知事項売主が買主に伝えるべき物件の事情です。雨漏り、シロアリ、近隣トラブル、過去の事故、境界問題などが該当する場合があります。【関連記事】新潟市で信頼できる不動産会社を見極めるには?相談前に確認したい5つのこと5. 売却方法・選択肢に関する用語仲介売却不動産会社が買主を探して売却する方法です。価格を重視したい場合に向いています。不動産買取不動産会社や買取業者に直接売却する方法です。早く現金化したい、荷物が残っている、建物が古い、近隣に知られたくない場合などに向いています。任意売却住宅ローンの返済が難しくなった場合に、金融機関の同意を得て不動産を売却する方法です。リースバック自宅を売却した後も、買主に家賃を払ってそのまま住み続ける仕組みです。まとまった資金を得ながら住み続けられる一方、家賃負担や契約条件の確認が必要です。賃貸活用所有している不動産を貸して家賃収入を得る方法です。修繕費、空室リスク、管理負担、入居者対応などを考える必要があります。更地売却建物を解体し、土地だけの状態で売却する方法です。買主が使いやすい一方で、解体費用や固定資産税の変化に注意が必要です。【関連記事】『まだ売るか決めていない』方へ|新潟市で不動産相談先を選ぶポイント6. 相談前に知っておきたい考え方売る前提ではなく、まず状況整理不動産売却は、すぐに売ることだけが正解ではありません。売る、貸す、保有する、解体する、買取に出すなど、複数の選択肢があります。査定額だけで判断しない高い査定額が出たからといって、その金額で必ず売れるとは限りません。大切なのは、相場、販売戦略、売却期間、買主の需要を踏まえて判断することです。家族の意向を確認する相続不動産や実家の売却では、所有者本人だけでなく、家族や相続人の意向も重要です。後から意見が割れると、売却が進まないことがあります。まず相談できる窓口を持つ不動産会社に相談するというと「売らなければいけない」と感じる方もいますが、売却前の状況整理から相談できる窓口を持つことが大切です。分からない言葉があれば、売却前に整理しましょう不動産売却や空き家、相続不動産の相談では、専門用語が多く出てきます。言葉の意味が分からないまま進めてしまうと、契約内容や売却方法を正しく判断できないことがあります。にいがた不動産売却の駆け込み寺では、売る前提ではなく、まず所有者様の状況を整理するところからご相談を受け付けています。空き家をどうするべきか。相続した実家を売るべきか。残置物がある状態でも相談できるのか。仲介と買取のどちらが合っているのか。分からない言葉や不安な点があれば、早い段階でご相談ください。この記事の執筆・運営この記事は、にいがた不動産売却の駆け込み寺を運営する株式会社新潟リアルティが作成しています。新潟市を中心に、不動産売買、売却相談、相続不動産、空き家、住み替え、賃貸、管理、不動産活用のご相談に対応しています。執筆・運営:株式会社新潟リアルティ代表者:代表取締役 五十嵐 武尚相談窓口:にいがた不動産売却の駆け込み寺対応エリア:新潟市を中心とした新潟県内